約 4,872,956 件
https://w.atwiki.jp/u_examination/pages/205.html
トップページ>古文>古文の勉強の仕方 読解古文問題集 (難関大編)[amazon] コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/umaibou214/pages/54.html
参加について 情報交換・共有にしたらば掲示板とtwitter(集計さん)を利用します。 参加表明(事前の準備) したらば掲示板の参加表明スレ または @umaibou_syuukei へ参加を表明。都道府県と参加人数を記入のこと! 参加表明はいずれか一方のみでOKです。両方へ参加表明すると二重集計されます! 購入報告(当日の流れ) 近所のコンビニでうまい棒を買い占める したらば掲示板の報告スレか、@umaibou_syuukei へ報告をお願いします!道府県と参加人数を記入のこと! 後は雑談スレとかでのんびり後夜祭 ※購入報告は,いずれか一方のみでOKです!(両方に報告すると二重集計されます!)
https://w.atwiki.jp/tyuu2story/pages/99.html
三ページ目-蓬世円 極ヶ原強也と穏健派による演説。過激派による演説。お互いに擁護し、野次を飛ばし合い、そこそこの白熱を見せる。蓬世円は何もしなかった。立候補者の演説の為に与えられている時間も蓬世円は総務の呼びかけに対し、目を閉じ首を横に2、3度振っただけで席から立たず、結局一言も発する事は無かった。 警護員の活躍もあり、滞りなく進む選挙戦。全ては順調。いつも通り。 そして、投票時間となった。 年齢、性別、所属に関係なくランダムに名前が呼ばれた順に投票が行われる。 一人目、白。蓬世一票獲得。 二人目、白。蓬世二票獲得。 三人目、白。蓬世三票獲得。 四人目、白。五人目、白。六人目、白。七人目、白。八人目、白。九人目、白。十人目、白。 「彼…、過激派でしたっけ?」 「いや、違う…、ぞ」 十一人目、白。十二人目、白。十三人目、白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白。白…。 穏健派の顔色が変わる。同時に過激派と無党派の顔色も変わる。三十票を越えた辺りで、大講堂内は異様な雰囲気に包まれていた。穏健派、過激派、無党派、今のところ全員が蓬世円に投票している。 おかしい。明らかにおかしい。が、何がおかしいのか分からない。目の前の光景が異常なのは分かる。だが、何故そうなっているのかが分からない。 総務も堪らず投票を一時、中断する。 洗脳? 能力が使用されたのなら16名の理事が何かしらの反応を示すはず。だが、頼みの綱の理事会の面々もお互い顔を見合わせ何が起こっているのか理解出来ていないようだった。蓬世円に投票した穏健派の一人に穏健派の面々が詰め寄る。なぜ蓬世円に入れたのか、と。当事者は何故自分が責められているのか理解できていない様子だった。自分は穏健派で、自分の意思で白い石を置いたという。 傍聴席の能力者達も一体何が起こっているのかという顔で選挙の様子を見つめている。大講堂内のほぼ全員が何が起きているのか理解できていなかった。 2人を除いて。 「どういう…、ことです?」 「分からん…。分からんが何かしらの力が働いている、と考えるのが妥当だろう」 「何かしらの力とは…?」 「それが分かんねぇんだ。おそらく全員。どう見ても怪しいのは蓬世なんだが、彼女が何かした様には見えん。洗脳ってのは相手の五感に訴えかけて操るもんだ。彼女はこの場に来て一言も発していないし。登場時に視覚からの洗脳にしたとしても俺達や理事は彼女と目を合わせていない」 「大講堂外からの干渉は…」 「ここにいる全員にか? …、それこそ無いだろう」 何かアクションを起こさなければこのまま投票は続行される。この状況を打破したいが、どうしたらいいのか分からない。そんな焦りが穏健派から見てとれた。 「蓬世!!何しやがった!!?」 我慢できなかったのか、穏健派の一人が大声を上げる。静まり返る大講堂。蓬世円がこの場に来て始めて、口を開いた。 「…私は何もしていないわ」 感情を微塵も感じさせない、静かで穏やかな口調だった。声色は鈴の音のように高く金属的な印象を受ける。抑揚が少なくあまり人間味が感じられない。その一言に気圧されたのか続けて口を開くものはいない。蓬世円を支持していたはずの過激派達もこの異常過ぎる事態にただ顔を引きつらせていた。 結局、投票は一時中断され休憩時間のようになってしまった。言葉を発するものは無く、皆、無言のまま。自分の頭の中を整理する為、大講堂の中をうろうろと歩き回る者もいる。 おかしい。私の見た未来では全て大差をつけて極ヶ原強也が勝利している。全ての未来を見たわけでは無いが私の経験上70万109通りの未来で結果が同じならばその未来は確定となる。極ヶ原強也の勝利は凡そ、その100倍の数の未来で確定している。 ――まさか、書き換えられていた…? いや、時空や次元を超えてその世界を創り変えるなど在り得ない。この島において在り得ないという言葉は通用しないがそれは在り得ない。もし、そんなことが可能ならそれこそ神の所業だろう。…少し、調べてみる必要がありそうだ。 蓬世円をチラリと見てみると、無表情で真っ直ぐ虚空を見ていた。微動だにしない。人形かお前は、とツッコミたくなる衝動を抑え、さりげなく観察。 蓬世円。 腰まで伸ばしている黒髪は美しく小柄で可愛らしい少女、ではなく大学生なのだが。少年のような体型をしている。4年前の春。学園にやってくるやSランク判定を受け、生徒会への所属が決定した。その後、防衛部へ所属し、その他を寄せつけない圧倒的な戦闘能力が評価され、たった3ヶ月で防衛部代表へと為り上がる。その人間味の無い無慈悲な判断と行動から『(生徒会史上)最強最悪の規律システム』などと一部からは蔑称されるが、今となっては極ヶ原強也と双璧を成し生徒会には欠かせない人物となっている。 過去の経歴は不明。(肌が白いから)北国の出身らしい、という噂がある程度。大学部に属しているが講義に出ている姿は確認されていない。普段は生徒会の為に割り当てられた一角を自分専用の個室にして、そこに篭っているそうだ。学園や理事会からは特に咎められてはいない。それは偏に彼女の学力が常人のそれを遥かに凌駕しているからである。編入時に行われる一教科100点満点、全17教科の試験で1710点を取ったという話もある。どこから10点が出てきたのかは分からないが。 前に、彼女の実態を暴くため尾行をしようと馬鹿の発案で行ったが、彼女は専用個室(通称、蓬世部屋)から出てきた瞬間に得意の瞬間移動で消えてしまったので無理だった。そういえば、どこに住んでいるのかも知らない。この環凪島には住んでいるものと思われる。 とにかく彼女はあらゆる面で異常。人間を越えつつある存在、らしい。 と、まぁ、概要だけならこんなものだが、この件に関してはあまり役に立たない情報だ。この異常事態はおそらく何らかの能力によるもの。問題は一体誰が何の目的で蓬世円を生徒会長にしようとしているのか。蓬世円自身が行っている可能性も低くはない。そもそも彼女の能力は謎が多い。空中浮遊や瞬間移動などを行っている姿しか確認されていないし、防衛部として多くの戦闘をこなしているが、その全てで彼女は攻撃に特殊能力を発動していない。その身一つで能力者達を蹴散らしているのだ。まぁ、その時点で異常なのだが…、身体能力強化系なのだろうか。いや、それだと瞬間移動は超スピード等でこじつけるとしても空中浮遊の説明がつかない。 …。……。やはり…、…ここは、究極に気が乗らないが、私も出来る事なら関わりたくないが、しかし、事態を打開するにはこのやり方しかないのではないか、そもそも時間が無いのだ。悠長に対策を練っている暇は無い。総務部が投票を再開してしまえば、おそらく蓬世円が勝つ。一度、決定してしまえば生徒会規則により覆すことは出来ない。やはり、私が動くしかないのか。未来と現実が食い違っていることを知っている私が、最強最悪の規律システムこと蓬世円にコンタクトを取るしかないのか。 青い顔でぶつぶつと私が自分の運命を嘆いていると、選挙中断と同時にどこかへ消えていた七五三野先輩が「なになに?面白いことするの?」という顔で、肩を叩いてきた。 「…」 「ドンマイ!」 まだ何もしてねぇよ。殺害衝動を抑えつつ単刀直入に切り出す。 「恐らく…、この異常事態の原因は蓬世円本人、ではないでしょうか?」 「…、六道」 「はい」 「正解」 「ありがとうございます。…、…は?」 「いや、正解だって」 「…、何が?」 「お前が言ったじゃないか、この件は蓬世自身が起こした事だって」 「え、あぁ…」 こうして、私、六道太平は何をするでもなく事件の真相へと辿り着いた。 しかし、それは辿り着いただけで何の解決にも至っていない。ラスボスが誰なのか判明しただけで、これからそのラスボスをどうにかしなくてはならないのだ。推理小説ならここで終わりなのに。 「…。で、どうするんです?」 あれ? なんか忘れているような? まぁ、いいや。 「どうするって、何を?」 髭面の男子学生が顎に人差し指をあて首を傾げる。髭の生えてない美少女だったら可愛かっただろうに。 「蓬世円ですよ。このままだと蓬世円が生徒会長になっちゃいますよ?」 声を殺して訴えつつ、肝心のラスボスを確認するためチラリと見てみると相変わらず微動だにせず虚空を見ていた。先ほどと絵図らが全く変わっていない。本当に生きているのだろうか。そういうロボット的な何かじゃないだろうな。瞬きはしているので生きていることは確認できた。 「いいんじゃない? 蓬世が生徒会長で」 「は?」 思わず声が出てしまった。 「…じゃあ聞くが、蓬世が会長になるとなんで問題なんだ?」 「う…」 相変わらず重要な部分だけは的確に突っ込んでくる。そうだ。理由が無い。自分の見ていた未来と違うから。というのが理由だが、それは私自身にしか通用しない理由だ。私は自身の能力の事を他人に明かすことができない。 「…」 答えに詰まる私を真っ直ぐに見てくる。私はこういう人間が苦手だ。不安は無いのだろうか。もし、とんでもない答えが返ってきたら。その結果、自分の予想できない事態に陥ったら。見えないものに対する恐怖は、分からないものに対する恐怖は無いのだろうか。 人は自分が分からないものに対し恐怖を抱く。それは、分からないということは何が起こってもおかしくないということだから。極論、今見えていないということはその後、何が見えてもいいということ。そんなわけはない。誰にだって見たくないものがある。もし、目を開けたときにその見たくないものが見えてしまったら、それが恐怖の根源。 人は暗闇を恐れた。見えない領域を分からない領域を出来るだけ減らすため、明かりを手に入れた。文明は進歩した。火は電気へと変わり、山へ上り、海へ潜り、この星を全て見るため、空よりも高い場所へ目を配置した。 しかし、どれだけ高性能な目を持ってしても見ることができないものはあった。古代より人が見たいと願いながらも、決して見ることが出来なかったもの。 ――未来。 未来を恐れる。予測したいと願う。 あの時、この先何が起こるのか分かっていれば…、そんな思いを抱いた事が皆あるのではないだろうか。 人の不安は尽きることが無い。全てを見通し、もっともっと安心したい。そんな幾億の人々の願いが形となったのが私の能力なのかもしれない。そんな彼らは知っているのだろうか、見ることの恐怖を。見えてしまうことの怖さを。 返答に困り「あー」とか「うー」とか、あーうー語を喋る私を見かねたのか七五三野先輩が先に口を開いた。人間にあーうー語は理解できない。 「お前が見た未来とは違うのか?」 ? 今、なんて言った? 「いま…、なんと…?」 この人はことあるごとに人の思考を奪うから困る。 「お前の見た未来では、極ヶ原が生徒会長になっていたんだろう?」 その言葉を耳で聞いて、鼓膜に触れた音波振動をキチンと神経に伝達する。頭の中でよく噛んで、飲み込んで、言葉の意味を理解したとき、私の思考回路は完全にショートし弾け飛んだ。周りの雑音が聞こえなくなる。七五三野先輩以外のものが見えなくなる。頭が働かない。 私の世界は完全に停止した。 頭の中ではクエスチョンマークが土砂降りの様に降り注ぎ、積みあがり、崩れては積みあがる。脳内から溢れたクエスチョンマークが耳や鼻から蛇口を捻って出てくる水のように出ていたかもしれない。なぜ、この人は私の能力を知っているのだろうか、その疑問がようやく頭に浮かんだとき、脳内の全てのクエスチョンマークは天空より落ちてきた巨大な一つのエクスフラメーションマークに潰され吹き飛んだ。 「あ…!、が!、な!な、んで!」 「お。動いた」 ちょっと外そうか。そう言うや七五三野先輩は錯乱している私の手を引いて、大講堂の外へと向かう。 その後ろ姿を蓬世円が目線だけで追っていた。 大講堂の裏手側。大講堂の正面は広場となっているが、裏手側は林となっている。 大講堂を出た私達二人は、柔らかい午後の木漏れ日を浴びながら進む。先を行く七五三野先輩が足を止めたのを見て、私も止まる。彼が振り返ると同時に私は口を開いた 「なぜ、知っているんです…?」 眉を顰め、訝しげに訊ねる。ショートした頭は歩いているうちにすっかり元に戻っていた。これも計算の上だろうか。 「…、見ちゃった☆」 砕けた口調で告げられた予想通りの衝撃の事実に、盛大なため息で返す。 「そういうことは早く言ってくださいよ」 「いや、なんかタイミングを逃してしまってな」 ハッハッハ、と他人事のように笑っている。こちらとしては笑い事ではないのだが。 七五三野空海。能力名は『御厨人窟の虚空法』。 能力効果は、その目で見た他者の能力を理解すること。理解とは、発動条件から能力効果はもちろん、効果範囲や持続可能な時間から、さらには弱点に至るまで、その能力に関する事柄「全て」である。まさにチート。無能力者相手には全く役に立たないが、我々、能力者にとっては脅威の一言に尽きる。なんせこの能力の前では自身の能力に関する隠し事が一切出来ず、プライバシーもへったくれもなく個人情報だだ漏れ放題という恐ろしい能力である。 味方にすれば自身の能力の強化ポイントなどを教えて貰えることもあるが、一度、敵対すれば、あっという間に自身の能力の弱点を看破されてしまうだろう。弱点など存在するかどうかも怪しいSランクはいいとして、他の能力者にとってこれほど恐ろしいことがあるだろうか。『御厨人窟の虚空法』のランク判定は「D」だが、個人的にはそこらのAランクよりも遥かに怖い。 見られなければいいだけの話しなのだが、この能力のポイントは‘能力者’ではなく‘能力’を見て理解するところにある。能力を発動している能力者は勿論のこと、能力者自身が見えなくても居なくても能力効果やその空間、能力によって起こる事象や現象さえあれば発動条件を満たしてしまうのだ。故に、常に能力を発動しているものや待ち伏せ的な能力も、この男の前では丸見えである。この学園で一体、何人が知らず知らずに自分の能力の詳細をこの男に理解されてしまっているのか。あぁ、怖い怖い。 脱力している私に代わって、ヒゲが話しを戻した。 「で、蓬世に会長になられるとなんか困るんだろ?」 「えぇ、困るというか、私自身が具体的にどう困るというわけではないのですが…」 「なんとかしたい、と」 「はい」 どうやらこちらの事情は把握しているらしい。 「まぁ、ね。そういうのはやっぱさ本人に言ってみるのが一番だと思うよ」 「本人に、って、相手は生徒会の最終兵器ですよ?」 「取って食われやしないさ」 「爆発したらどうするんですか」 「と、いうわけで」 と、いうわけで?。 「呼んでおいたぜ!」 ビシッ!と親指を立てる七五三野先輩の背後に音も無く現れたのは、この件の中心人物。今回の第3の主役。あぁ、もう主役だらけでややこしい事この上ない。 今度は本当に時が止まった。この男、もしかして本当は時間を操る能力者なんじゃないだろうか。もしくは私が。っていうか、あの人って呼んだら来てくれるんだ。一度も話したことないから、なんか遠巻きに見ているだけだったけどこれからは少しずつ近寄ってみようかな、とかいう不思議な親近感を抱き現実逃避を企てたが、擦り寄ってきたヒゲの一言で現実に引き戻された。 「お前が何か告白したいって理由で呼び出したから、あとは頑張れ☆」 とんでもないことを耳打ちすると、うふふふふ、とか言いながら、私の後ろに隠れる。事態が急転しすぎてリアクションも取れなければ突っ込みを入れることも出来ない。 目の前には、蓬世円。その距離2m、といったところか。言い知れぬ恐怖感から顔を直視できず、目線は足元。あ、ちょっと浮いてる。影と身体が繋がっていない。足、ちっちゃいなぁ。いつでも浮いているという噂は本当だったぞ学園のみんな。下ばかり見ているわけにもいかないので目線を左右に動かしながら、少しずつ視線を上に。これではただの挙動不審な男だ。風紀委員が取り締まりに来るんじゃないのか。全体的に細い。というか小さい。肌、白いな。小柄なのは知っていたが、身長150cmも無いかもしれない。手もちっちゃい。こんなにも小柄で華奢な女の子が最強の能力者だったのか。 さぁ、と一陣の風が吹き抜ける。風に遊ばれた長い黒髪をかき上げる仕草に不覚にも見惚れてしまった。その顔は、なんというか綺麗だった。綺麗なのだが人間味が無い。精巧に作られた人形のような美しさがそこにあった。 ぼーっと見ていると、目が合う。深い。吸い込まれそうな深い瞳だった。こちらも同様に人間のそれらしさが無い。 見惚れている私が不思議だったのか、蓬世円は滑るように距離を縮めてきた。その距離50cm。0、3蓬世である。 真っ直ぐに私の目を見てくる。あぁ、この人も後ろの男と同じタイプの人間だ。分からないということを恐れない。世界に正面からぶつかっていける強い心の持ち主。 うろたえたのは私だった。もう二度と彼女の目は見れないだろう。そんな気がした。二歩、後ずさりをすると背中に誰かがぶつかった。無言でその男を見上げると不敵な笑みのまま、くい、と顎だけで促された。そうだ。話しをする為に、わざわざ来てもらったのだ。黙っていても始まらない。意を決して放った私の質問は 「…、あ…、あな、貴方の能りょ、能力は、なん、何です…、か?」 中学生向けの英語教材の例題文を和訳したものを全力で噛んだような、要するに最低だった。後ろから押し殺した笑い声が聞こえる。蓬世円はそれを日本語として聞き取れたのか 「それは私の口からは言えないわ」 良く通る綺麗な声だった。先刻、大講堂で聞いた、少し金属的な印象を受ける高いソプラノ。っていうかあの蓬世円と会話をしているのか私は。理由を聞かれると困るので友達に自慢は出来ないから日記に書こう。日記なんて書いたことないけど。 「…。特級保持…、ですかね」 最初よりは大分マシに喋れている。 「貴方も?」 蓬世円が意外そうに聞いてくる。 「えぇ。わた…、私も、能力名及びその効果の他言は第一種機関から禁じられています。」 「なら分かるでしょ? 言えないわ」 「それでも、今回の件をそのままにしておくわけには」 「しょうがないのよ」 今回の件という単語で全てを理解したのか、蓬世円は答えた。 「…しょうがない、とは?」 「それは言えないわ」 いけない。「しょうがない」と「言えない」で問答がループしだした。このままでは無限ループだ。 私がどうにか話しを進めなくては、と思案していると、後ろで木偶のように突っ立っていた男が、すぅ、と私達の横に動いた。なんだこの構図。三者面談? そして、ヒゲは私と蓬世円の肩にポンと手を置いた。 何してんだテメェ。ふざけてんなら帰れ。見ろ。わざわざ来て頂いている蓬世円さんが不思議そうな表情になったじゃねぇか。 「…、なるほど…!」 七五三野先輩は、いかにもな顔でそう呟いた。瞬間、蓬世円の姿が掻き消える。本当に人って消えるんですよ皆さん。えぇ、そりゃあもう夢だったんじゃないかっていうくらい簡単に。消える瞬間を擬音で表すこともありますが、実際は音なんてしないんですね。初めて知りました。あぁ、混乱しすぎて字分に敬語が混じってる。 そして消えると同時に、蓬世円は私の左側に現れる。超々速の移動術に私は呆気に取られるばかり。 「何をしたの?」 これが最終通告だ。と言わんばかりの威圧感。 一言目なのにね。流石です。 交渉の余地はありませんね。分かります。 美しい声色が、一転、冷気の針のように私の半身に突き刺さる。 「そいつは言えないねぇ…、と言いたい所だが、ま、アンタになら教えても問題ないな。俺の能力名は『能力手帳(ウソ)』触れたりした能力者の能力を知る(ウソ)。因みにコイツは『一念五百世』あらゆる時空や次元を超えて、全ての世界を見る能力だ。特級保持同士仲良くしようぜ」 蓬世円は突然ベラベラと喋り倒す男を怪訝な顔で見ている。というか私の能力まで喋る必要は無いのでは。そして、お前は特級保持じゃないだろ。 「で、七五三野先輩。しょうがないとはどういう意味です?」 「そのままだ。蓬世は負けることが出来ないんだ。蓬世はあらゆる勝負に必ず勝つ」 負けることが出来ない? あらゆる勝負に必ず勝つ? なんだそりゃ。 「その能力とは…」 「『拘束不可』と『絶対規律』よ」 蓬世円自身から、観念したような呆れたような口調で告げられた。感情が薄すぎていまいち掴めないが。 「私はあらゆるものに干渉されずに、全てに干渉することが出来る」 「さらに、その二つの能力を意識化と無意識下の両方で発動している」 蓬世円に七五三野先輩が続く。 チートここに極まる。 しばらく蓬世円と、ヒゲの説明を聞いていて思ったことは一つだった。 つまるところ蓬世円という能力者の能力は、世界そのものを自分の都合の良いように改変してしまう能力に近い。それを規則(ルール)として規程するのだ。 気に入らないルールがあれば無視し、欲しいルールがあればそれを創る。 浮いているのも瞬間移動も、それの応用だという。 さらには因果や遠近や物質の弾性や質量保存や重力などの法則から、法律や校則といった暮らしの中での決まりごと、決まりごとではないが我々が社会生活の中で自覚していく常識と非常識、そして善悪や平等や感情や記憶などといった形の無いもの、そしてこの世に存在する特殊能力まで、全てに作用できるらしい。 もう神様の力といってもいいだろう。世界の規律を根底から覆す能力。 極論だが『蓬世円が何をしたとしても罪には問われず、悪い事もしていない』というルールを世界基準として創れば、その瞬間にこの世界の常識と規則は改変される。その後、蓬世円が大虐殺を行おうと世の人々はそれが常識で当たり前の日常だとしか思えなくなる。 『最強最悪の規律システム』とはよく言ったものだ。 最後に蓬世円は『絶対規律』は今まで一度しか発動していないと付け加えた。 「どんなルールを創ったんだ?」 ヒゲが興味津々といった様子で尋ねるも蓬世円がその問いに答えることは無かった。私もヒゲも見えないものまで視る能力だが他人の頭の中や心までは覗けない。 そして、先ほどの「しょうがない」について。 蓬世円はこの世の全てに対し能力を行使でき、尚且つそれを「意識化と無意識下の両方」で発動しているのだ。意識的に発動しているものは、重力無視や瞬間移動時に発動する時空連続性の否定など。無意識下で発動しているものも様々だが今回、問題となるのは「善悪に関する因果」となる。蓬世円は常に自分が正しくなるよう能力を発動している。無意識下での能力は「発動している」というよりは「発動してしまう」と言った方が正しい。我々の心臓が意識せずとも勝手に動いており、自力で止めようと思っても止められないのと同じく。 善と悪。この二つの概念に関して蓬世円は必ず自分が善であり、正義となるように因果を弄ってしまう。「正義が勝つ」「勝った方が正義」どちらの論理にしろ、片方が絶対的に定まっている蓬世円は負けることがない。負けることが出来ない。例えどのような状況であっても蓬世円という人物と敵対した時点で勝ち目は無い。なるほど。よく分からん。 そして、それはこの選挙戦も例外ではないということ。 「…なるほど」 とりあえず言っておく。 「ま、そういうことだ」 「っていうか…、七五三野先輩…」 「ん?」 「蓬世さんの能力も最初から知ってたでしょ?」 「…。もちのロンですよ!」 「ですよね!だから一人だけ、あんな余裕だったんでしょ!あぁ、なんか前半一人で真剣に悩んでたのが馬鹿みたいだ!気付けよ俺!じゃあ、「分からん…。分からんが何かしらの力が働いている、と考えるのが妥当だろう」とか言ってたのはなんだよ!?」 「横で六道が面白いことになってたから」 「…」 つまり、つまりだ。この男は全てを知りながら私が面白いことになっている、という理由だけで放置を決め込んでいたということか。 「wwwww、バーカwwwww」 「笑い事じゃねぇぇぇえええ!」 七五三野先輩とのいつものコントは5分ほど続き、蓬世円の珍しく苛立ちと言う感情の篭った冷ややかな「ねぇ」という一声で幕引きとなった。熱くなっていた身体が急速に冷える。 「貴方達の事情も分かったけど、どうするの?」 「というか、蓬世。お前なんで会長選挙に?」 七五三野先輩が蓬世に質問で返す。 「さぁ。私も今日、知ったわ」 「やっぱ、祭り上げられただけか」 一人、納得したように頷くヒゲ。 「昨日今日で出馬出来るんですか、会長選挙って」 素朴な疑問をぶつけてみる。 「対立候補がいなくちゃ選挙にならんだろう?」 なんだそれは。 「それは、つまり」 「面子を保つ為だ」 なんという。なんということだ。つまりこれは、今回の会長選挙は最初から出来レースだったのだ。いや、正確には出来レースになるはずだった。極ヶ原強也が生徒会長になるための儀式のようなものだったのだ。通りで私の未来にも出てこないはずだ。極ヶ原強也が生徒会長になる。既にこれは決定済みの未来と言っていい。しかし、奇しくもその出来レースに放り込まれたのは全てを押し潰す最強最悪の事象操作の能力者。運命の歯車は瞬く間に狂い、未来は劫分の一の確率で変更を余儀なくされた。否、それこそが運命の意思だというのだろうか。6番目の女神は何を思うのだろう? 立候補者が一人しかいなければ、その者が当選するのは当然のこと。極ヶ原強也という人物は人の上に立つ才能がある。圧倒的な支持率。それに対抗しようと出馬する者は、勝ち目の無いその戦いに挑もうとする者は、確かにいないだろう。しかしながら、この選挙は必要だ。数%の意思を汲み上げる為に。例え、出来レースであっても。公正な審判の元、生徒会長は誕生したという事実が必要なのだ。必要悪として槍玉に上げられたのは蓬世円。結果は、悪が善になったせいで滅茶苦茶。何故、よりにもよってこの人を選んだのか。まぁ、立場としても防衛部代表として申し分ないし。Sランクだし。彼女の能力を知らなかったなら仕方が無いとも言える。…。…一つ。一つだけ考えたくないことがある。誰かが蓬世円を利用して、この選挙を壊そうとしていたら。 馬鹿な。万に一つも特級保持者の能力が露呈するなど有り得ない。それに事前に計画されていたものであれば私の能力が見落とすはずもない。 ――この島において在り得ないという言葉は通用しない。 先ほどの自分の言葉が脳裏に過ぎる。実際にこの現実は万に一つどころか億兆京垓を飛び越え、那由他の彼方で起こっているのだから。 「…。辞退とかは?」 「この状況でか?」 「そもそも納得しないわね」 「…。その前に極ヶ原さんはこの事実を知っているのでしょうか」 「知らんだろうな」「知らないでしょうね」 2人がハモる。 「知っていたら、こんな選挙認めるはず無いわ」 「だな。あの馬鹿は馬鹿正直で馬鹿みたいに真っ直ぐだから」 七五三野先輩が半分笑いながら言う。馬鹿馬鹿言い過ぎだろ。未来の会長だぞ。 「…誰が馬鹿だ。誰が」 よく通る清潔感のある低めの声。いつの間にか、その馬鹿がいた。
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/112.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/628-633 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第007回-1 妹の部屋は、俺の部屋のすぐ隣にある。昨年の春、桐乃が中学に上がったので碌に使っていなかったボロ和室を、わざわざ洋室にリフォームした部屋だ。俺自身は一度も入ったことがなかったのだが、桐乃に促され、俺は妹の部屋へと初めて足を踏み入れた。特に感慨はないが、妙に甘ったるい匂いがする。内装自体は俺の部屋とそれほど代わり映えしないが、腹の立つことに俺の部屋より広く、十畳くらいある。全体的に赤っぽいカラーリングで、ベッド、クローゼット、勉強机、本棚、姿見、CDラックなどが所狭しと置かれている。 俺は床に敷かれた猫の座布団の上に胡坐をかいた。 「で?」 「相談があるの。でも、バカにしないって約束して……」 言葉の内容と口振りから察するに、どうせエロゲのことだろう。 「別にバカになんかしねえよ。とにかく早く言いたいことを言え」 「ぜ、絶対? ほんとに、ほんと? ウソだったら許さないからね?」 「バカにしねえって言ってんだろうが。お前がそう感じたなら、その時は俺を好きにしろ」 そう言ってやると、桐乃は顔を赤らめた。 「す、好きにって、その、な、何でも?」 「殴ろうが蹴ろうが裸にして観賞しようが、お前の好きにしろ」 「は、裸って、う、うん、判った」 桐乃は恥らうようにそう言って、意を決したように壁の本棚の前まで歩いて行くと、二つある本棚の片方を手前に引っ張った。現れたのは洋室にはそぐわない襖だ。どうやら隠し収納スペースらしい。 「あたしが中学入って、自分の部屋を貰えることになった時、この部屋を洋室にリフォームしたじゃん? よく判んないケド、そん時の名残だと思う。約束だからバカにしないでね?」 念を押すように呟いてから、桐乃は襖を開けた。襖の内側は一見ごく普通の押し入れだが、そこに積まれていたのは濃厚なアニメやその他のグッズの数々だった。桐乃はその一部を手に取ると、俺の正面に座って目の前へと置いた。全部エロゲの箱らしい。タイトルの例を挙げると『いもうと観察日記』『いもうと妊娠』『妹汁』『いもうと中毒』『恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの』『妹でいこう!』『妹巫女・萌』等々、嗜好性がはっきりと判るラインナップになっている。こんなものを見せてどういうつもりだ? 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第007回-2 「・・・おい、色々と聞きたいはあるが、ひとまず無難な質問からにしておくぞ」 「うんっ」 桐乃は何故か上機嫌になっている。 「買うための金はどうした? こんなに買えるほどの金は持ってねえ筈だろうが?」 「ああ、言ってなかったっけ。あたし、雑誌の専属読者モデルやってるから。ほら」 取り澄ました顔で桐乃は言い、本棚から雑誌を取り出して放ってきた。見ると、それはティーン誌と呼ばれる類の雑誌だった。適当にページを開くと、雑誌のあちこちで見憤れた妹が流行最先端とかいう服を着てポーズを決めている。 「何だよ、お前、可愛いじゃねえか」 「ほんと?」 桐乃は身を乗り出し、俺の真意を探るように真剣な目で見つめてきた。まあ、可愛いと思ったのは本音だ。 「ああ、可愛い。でもよ、これ結構有名な雑誌なんだろ? お前、有名人じゃないのか?」 「別に、たいしたことないよ、こんなの」 そう言いながらも満面の笑みを浮かべている。どうも俺の褒め言葉が嬉しいらしい。 「ギャラとしてどのくらいの金を貰ってんだよ?」 「えーと、確かあ」 桐乃から返ってきた答えを聞いて俺は唖然とした。あまりにも高額だったからだ。中学生に与える金額ではない。だがまあ、それはいい。重要なのはそこではない。 「で、なんでお前、妹もんのエロゲばっか持ってんだよ?」 「……なんで、だと、思う?」 桐乃は床に手を着いて四つん這いになると、うっとりとした表情でにじり寄ってきた。頬を染め、息が少しだけ乱れている。そんな桐乃の様子に俺は調子が狂い、身の危険を感じて思わず後退った。 「……逃げないで」 そう言いながら近づいてくる桐乃を前に、尚も後ろに下がると背中が壁に着き、それ以上は逃げられない状態になった。そんな俺を見て 桐乃は思い詰めた表情になり、真剣な眼差しで真っ直ぐに見つめてくる。張り詰めた空気が周囲に満ち、やがて桐乃は何かを決意した様な顔で立ち上がると、そのままパジャマの上着の前ボタンへと手を掛けた。 「お、おい?」 俺の言葉に答えることもなく、桐乃は上着とズボンを脱ぎ捨てると、背中に手を回してブラのホックを外し、腕で乳房を隠したまま、それを床へ落とした。胸の肝心なところは見えないものの、ショーツ一枚のセミヌード姿だ。 「……きょ、今日はこれ以上見せられない。今は、これが限界」 「今日はって、お前」 「そ、その代わり、あたしが、その、してあげるから……」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第008回 「じ、じゃあ、触るからね」 「ああ、頼む」 ベッドに腰掛けた俺が頷きながらそう言うと、桐乃は怯えながらも陰茎をそっと握り締め、事前に指示した通りに上下に扱き始めた。俺はズボンとパンツを脱いで下半身を露出させ、桐乃は先刻からショーツ一枚で相変わらず胸を片腕で隠したままだが、薄色の乳輪が見えていることには気づいていないようだ。 「……ど、どう?」 上擦った声で桐乃が聞いてくる。はっきり言えば下手糞な動かし方だが、俺の前に跪いて顔を赤らめながら一物を愛撫する様は、普段からは考えられない程の従順さだ。それだけでも気分がいい。当の桐乃も自分の行為に興奮しているようで、息が荒く、ぼんやりとした表情をしている。多少は褒めておくべきか。 「ああ、気持ちいいぞ。けど、もう少し手の動きを速くしてくれ」 「う、うん、判った」 俺の指示に従う桐乃はどことなく嬉しそうだ。試しに俺はその頬をそっと撫でてみた。桐乃は擽ったそうに首を竦めたが、抵抗もせず、嫌がる素振りもない。これならもう少し言いなりになりそうだ。 「やっぱり胸、見せてくんねえか?」 「そ、そんなの……」 僅かに目を伏せながら、困ったように桐乃が言う。だが、もう一押しすればどうにかなりそうでもある。ここは褒め殺しといこう。 「お前の可愛い胸を見て出してえんだよ。な、見せてくれ」 「か、可愛いって、見たことないくせに……」 「お前の胸だろ? 乳房も乳首も乳輪も可愛いに決まってんじゃねえか」 そう言って再び頬を撫でてやると、桐乃は照れたように笑いながら下唇を噛み、微かに身じろぎした後に、小さな声で問いかけてきた。 「そ、そんなに見たいなら、見せてもいいけど。条件出してもいい?」 「いいぞ、言ってみろよ」 「その、キ、キスしてもいい? それなら見せても……」 冗談だろうと思ったが、桐乃は真顔だ。縋るような眼差しで瞳を潤ませている。どうやらと言うか、やはりと言うか、こいつは俺との関係を疑似体験するために妹物のエロゲを買い漁っていたらしい。それならそれで話が早い。こんなに素直にねだってくるなら、御褒美にキスくらいは与えてやろう。 「いいぞ。その代わり俺にも条件がある。後は自分でやるから胸に精液をかけさせろ。出した後に俺の方からキスしてやる」 桐乃は俺の言葉に微笑むと、躊躇することなく胸を隠していた腕を退けた。乳房は少女らしく少しだけ上に張りながらも丸みを帯び、その先の可憐な乳首は小さく愛らしく、桃色というよりも肌の色を濃くしたように薄っすらと赤い。俺は堪らずに陰茎を扱こうとしたが、桐乃は手を離さず、そのまま愛撫を続けている。 「おい、後は俺がやるから」 「お願いだから、あたしにさせて。出す時は胸にかけていいから」 嘆願するように桐乃は言い、乳房を露出させたまま身を乗り出してきた。いつの間にか手の動きからぎこちなさが抜け、俺の陰茎は限界が近い。 「もう出そうだ」 「ど、どこに出すの? あたしはどうすればいい?」 「チンポの先に乳首押し当てろ、どっちのでもいいから。そのまま出す」 「わ、判った」 指示通りに桐乃は身を屈め、左の乳首を亀頭に強く押し当てた。硬く柔らかい乳首の感触を楽しむ間もなく、俺はそのまま精液を放ちながら、桐乃の顎に手を添えて唇を奪った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第009回-1 「ほら、じっとしてろよ」 「だって、恥ずかしいし、くすぐったい」 俺にティッシュで乳房を拭かれながら、桐乃は顔をしかめて見せた。未だ息は荒く、乳首は僅かに勃起している。乳房は張りがありながらも心地いいほど柔らかく、今さっき射精したばかりだというのに俺の陰茎はまた勃起し始めている。このまま行為を終わらせるのが惜しくなり、俺は桐乃に問いかけた。 「なあ、桐乃?」 「……なんか、名前で呼ばれるの久し振り」 幸せそうに笑いながら、桐乃は上目遣いでじっと俺を見つめてきた。この分なら事前に許可を得なくてもどうにかなりそうだ。俺は桐乃の身体を引き寄せ、もう一度唇にキスをした。同時に精液を拭き取ったティッシュをベッドの上に落とし、左乳房を下から押し上げ、そのまま優しく揉んでやる。 「んむっ……ひょっ……むうっ……ひょっほ……んんっ……ひょっほ待っへ……」 突然の行為に桐乃は驚いて目を見開き、止めさせようと俺の身体を押してきた。だが、本気で拒んでいるわけではないようで、その力は弱弱しい。足らない覚悟を後押ししてやるべく、俺は桐乃の口の中に強引に舌を挿し入れた。口腔を荒々しく舐めまわし、舌を絡め取って唾液を味わい、俺の唾液を無理矢理飲ませてやる。併せて乳房を揉む手に徐々に力を込め、合間に乳首を指先で擽ってやると、桐乃は気持ちよさそうに目を閉じて一切の抵抗をしなくなった。 「あんまり怖がんな。お前のことを気持ちよくさせてやりてえだけだから」 唇を離してそう言うと、桐乃は虚ろな目で頷いた。俺は手早く上着を脱いで全裸になると、再び桐乃を抱き寄せてベッドの上へと押し倒した。首筋に舌を這わせながら乳房への愛撫を再開すると、桐乃の口から切ない吐息が漏れ始め、身体を移動させて右乳首を口に含んだ途端、それは確かな喘ぎ声となった。 「んあっ……そんな……はあっ……恥ずかしい……はうっ……そんなぁ……んくっ……」 身体を小さく震わせながら、桐乃は俺の背中に手を回し、そこにいるのを確かめるように何度も何度も背中を擦ってくる。俺は仄かに甘く感じられる尖った乳首をしゃぶりながら、乳房に当てていた手を徐々に下げていった。腰、太腿を経て下着の上から恥丘を撫で、ゆっくりと下着の中に入れて薄い陰毛の触感を確かめ、局部をそっと手のひらで包んだ瞬間、桐乃は大きく身体を跳ね上げた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第009回-2 「んんああっ……んうっ……はあぁ……んんっ……く……ふぅ……あ……はぁ……う……」 内腿を小刻みに引きつらせているところを見ると、どうやら軽い絶頂を迎えたらしい。手で包んだ恥部にもほんの少しだけ湿り気があるようだ。俺は我慢できなくなり、強引に足を広げさせてその間に座り込むと、桐乃の局部をショーツの上から舐め上げた。 「はんんあっ……そこやだっ……んふうあっ……やだよおっ……はんんぁ……止めてぇ……」 桐乃は暴れ始めたが、俺は蹴られないように太腿を抱え込み、そのままショーツの脇から中へと舌を侵入させた。微かに濡れた淫裂を舌先で押し広げ、膣口を直接舐めてやる。更に舌を挿し込んで膣内を味わい始めると、桐乃は諦めたように身体から力を抜き、俺にされるがままとなった。 「はうんうあっ……やだやだあぁ……んくふうあっ……恥ずかしいよぉ……」 言葉では拒みながらも、腰をガクガクと震えさせ、愛液は少しずつ粘液状のものになっている。俺は手早く桐乃のショーツを剥ぎ取ると、先走り汁に塗れた亀頭を濡れた膣口へと押し当てた。 「今からお前を俺の女にしてやる」 「えっ? ちょっ、それはダメっ」 性交までは許す気がなかったらしく、桐乃は俺の言葉に青ざめ、怯えた表情で何度も首を横に振った。力の抜けた手で抗おうとするが、抵抗にすらなっていない。俺は桐乃の両手をベッドに押さえつけ、ゆっくりと挿入を開始した。 「んくひっ……痛っ……ひんっ……ヤダっ……うあっ……ヤダあぁ……」 本気で嫌がる桐乃を尻目に挿入を続けると、途端に亀頭の先に強い抵抗感を感じた。どうやら処女膜らしい。俺は陰茎に力を込め、それを少しずつ少しずつ押し広げていく。 「ひううあっ……痛いぃ……んくうあっ……痛いよぉ……くっひいっ……止めてよぉ……」 涙を流しながら桐乃は拒絶してきたが、ここまでした以上、途中で止める気などはない。俺は再び桐乃の口の中に強引に舌を挿し入れ、その声を塞ぎながら腰を前に突き出していった。 「むぶぐぅ……もごぶもっ……んむぐっ……おむぶもっ……むぶごっ……んもむっ……」 やがて陰茎は根元まで膣に侵入を果たし、俺はそのまま腰を振り始めた。桐乃の膣内は背筋が震える程に心地よく、亀頭の先に当たる硬い子宮口の感触も堪らない。夢中で抽送を続けていると徐々に一物に限界が近付き、俺は桐乃の抵抗が弱まった頃合を見て唇を離すと、その耳元で囁いてやった。 「このまま中に出すからな。おら、受け取れっ」 言い終わると同時に体内に精液をぶち撒けてやると、桐乃は信じられないものでも見たかのように大きく目を見開き、横に首を振り続けながら叫び声を上げた。 「嫌っ、嫌ああっ、嫌あああああああっ!」
https://w.atwiki.jp/ankopoemgee/pages/33.html
【01-10】【11】【12】【13】【14】【15】【16】【17】【18】【19】【20】【21-30】【31-40】【41-50】【51-60】【61-70】【71-80】【81-90】【91-100】 元スレ:http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1299696090/ 32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/10(木) 04 57 47.17 ID G2bbbFhIP 556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 06.16 ID /pzL1zo10 557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 11.47 ID 1ue+OX8C0 558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 17.38 ID cbYNJ9yK0 561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 33.01 ID I+joy1HhO 32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/10(木) 04 57 47.17 ID G2bbbFhIP 目が覚めたらまだ5時前だったの。 となりで気持ち良さそうに寝てる杏子ちゃんに布団をかけ直してあげるの。 あと一時間くらい寝てられるけど目が冴えちゃったから 杏子ちゃんを起こさないようにそっと起きるの。 炊飯器のスイッチを入れてからお味噌汁の具を考えるの。 久しぶりにじゃが芋を使ってみよう。 お茶をお茶をすすりながら日の出を眺めてる。 杏子ちゃんが起きるまで、あと30分。 コメント 556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 06.16 ID /pzL1zo10 寝る前にあんこちゃんと一緒に歯磨きしたい。二人で一緒に磨きたい。 あんこちゃんと僕は赤と青のおそろいのチェック柄のパジャマ着て居るの。 そして、いつもの洗面台、いつもの赤と青の歯ブラシだけど、歯磨き粉だけ違うの。 歯磨き粉は、ミント味から、新しいイチゴ味になっていて、二人ともそれを歯ブラシにつけるの。 間接キスだけど、それはもうすっかり日常の一部なの。 イチゴ味は、口につけるとイチゴのような、ミントのような味で、へんな感じなの。 あんこちゃんは口に歯ブラシをつっこみながら、『ほはいはぢだば(甘い味だな)』って言うの。 僕は「ほうばね(そうだね)」って言いながらあんこちゃんの方を見ようとして、前に鏡があることに気づくの。 だから、あんこちゃんの方をみる代わりに鏡のあんこちゃんを見るの。 あんこちゃんは口の中に歯ブラシをつっこんでゴシゴシしながら、蛇口の方を何故かじっと見て居るの。 そんなあんこちゃんはいつもより幼く見えて、とってもいとおしいの。 そしたら今度はあんこちゃんは口をイーーッってして鏡を見るの、それで僕と目が合うの。 あんこちゃんの顔はパァァッと赤くなったけど、口の形のせいで喋れないからそのまままた下を向いて磨くの。 僕はそれでもあんこちゃんの可愛さに当てられてボーッと鏡を見ながら歯を磨くの。 それで、歯を磨き終ったら二人は手を取り合って自然にベッドに行くの。 あんこちゃんとのキスは、イチゴミントのような味がするの。多分あんこちゃんも同じ味を感じてるの。 それで、僕の歯ブラシをあんこちゃんのスースーするお口に突っ込んでもらうの/// けど、歯磨きした後だから直ぐに抜いて、あんこちゃんのまだ磨いていない穴を磨いてあげるの! コメント 557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 11.47 ID 1ue+OX8C0 はぁ・・あんこちゃんと一緒にサンタクロースをやりたい。 あんこちゃんは赤いサンタクロースの衣装がとても似合うの。 そしてクリスマスの夜、子供達のためにプレゼントを配りに奔走する僕達。 僕はなぜあんこちゃんがこんな事をするのか気になって尋ねてみたの。 するとあんこちゃんは「子供には夢を与えて元気に育ってほしいんだ・・」って言ってたの。 僕は感動して泣きそうになっちゃった。 クリスマスの真夜中、見滝原市の全ての子供達にプレゼントを配り終えるあんこちゃんと僕。 あんこちゃんはとても嬉しそうな顔でやり遂げた顔をしているの。可愛い 帰宅して床に就く僕たち。あんこちゃんはベッドの周りでキョロキョロしているの。 僕はどうしたの?って聞くけど、あんこちゃんは「な、なんでもないよ・・」と言うの。 この時あんこちゃんが寂しそうな顔をしていたのを僕は見逃さなかったの。 …!僕はある事を察してあんこちゃんに「先に寝室に行ってて」と伝えるの。 … ガチャ。 僕「あんこちゃん」 あんこ「!? ・・お、お前どうしたそのカッコ・・///」 僕「クリスマスプレゼントだよ」 そう、僕はあんこちゃんの為に僕自身をプレゼントしたの// 裸の僕の全身に赤やピンクのリボンをトッピングして・・・ そうしてクリスマスという性夜はとても幸せなモノになったの・・// コメント 558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 17.38 ID cbYNJ9yK0 あんこちゃんと一緒に迷宮で迷いたい。 入り口の前では、あんこちゃんは全然強気なの。 中に入った瞬間に、扉が閉められちゃうの。少し驚いた表情なの。 ひとまず道に沿って壁づたいに進んで行くの。 ずっと歩いているとだんだん不安になってくるの。 薄いオレンジ色の灯りが、あんこちゃんの横顔を照らすの。かわいい 会話が無くなっちゃって、足音だけが寂しく響いてなるの。 だから、2人は自然と手をつなぐの。しっとりしてるの。 何処まで進んでも似たような壁が続いてるの。 曲がり角も、行き止まりも、数え切れないくらい通ったの。 けど、あんこちゃんの歩みは止まらないの。 「ちょっと休憩しようか」って言うと、微笑んで、あんこちゃんは握っていた手を離すの。 とりあえず座るの。 少し肌寒かったから、あんこちゃんに寄りかかるの。 するとあんこちゃんもこっちに傾いてくるの。 首元に髪が当たってくすぐったいの。でも、あったかいの。 頭をなでなですると、あんこちゃんは目を閉じて穏やかな顔をするの。 会話なんてなくても、いいの。 少し足を休めた後、立ち上がって手を差し出すの。エスコートするの。 すると、あんこちゃんは手のひらに飴を1つ乗せてくれたの。 「よろしく、ね」って。 2人はまた歩き出すの。 同じ道、同じ照明、同じ壁、再びどこまでも歩くの。 どれだけ進んでも、一緒なの。 もう、出口は要らないの。二度と出られないの。 儚い。吐かない。墓ない。 死ぬまで、いっしょだよ、杏子。 コメント 561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 00 00 33.01 ID I+joy1HhO あんこちゃんと二人でお花見がしたい。 桜舞い散る4月。とても心地よい季節なの。 僕はあんこちゃんの為に前日からお団子やお弁当、その他あんこちゃんが大好物な物を準備するの。 そして当日。あんこちゃんと合流していざお花見へ。 桜がとても綺麗な場所は、すでに他の人達に捕られてしまっていたけれど 運良く絶景な場所が空いていたの。そこにシートを張って何とか良い所を確保できたの。 桜を見たあんこちゃんは口を開けて「うわー。チョーすげぇ」って大喜び。それを見て僕は思わずニヤニヤしてしまうの。 僕は朝まで作った料理をあんこちゃんの前に広げるの。 それを見たあんこちゃんはグーッってお腹の音を鳴らすの。 すると突然顔が真っ赤になって「あ、朝から何にも食ってなかったんだからしょうがないだろ///」って言って来たの。可愛い あんこちゃんは口に入れるたびに「チョーうめえ!」って顔を輝かせるの。僕は幸せ…もう死んでもいいの…… お花見を終えて二人で僕の家へ行くの。 しばらく桜が綺麗だったねー、とか感想を言い合ってたの。 良いムードになり、あんこちゃんは「いいよ///」って言いながら目を閉じるの そしてついにキスをしてしまったの! 僕はそのままあんこちゃんの桜の花びらの中へ侵入するの・・/// コメント
https://w.atwiki.jp/wbmwbm/pages/108.html
都内某所の公園で、その戦闘訓練は行われる。 夜間、一般人も使用する公園での「暗殺」行為はとても難しいものとされている。安全が保障されている公園内で事故を装って暗殺する事はまず出来ない上、何より24時間一般人に解放されている「公園」という場所で、人を殺める事はとても難しい事なのだ。 それ故に、この訓練の必要性があるのだ。 夜9時、部隊で犯人役に抜擢された1人が公園に放たれた。彼の任務は、「夜10時まで1人の暗殺者から逃れ続ける事。そして生還すれば、犯人役の勝利」とされた。その際に、暗殺者役を迎え撃つ事も良しとされた。 犯人役、暗殺者役とも武器の所持は1発の弾が装填された麻酔銃のみとされた。 「さて、どう攻めましょう。私に与えられた時間は1時間ですね?」そう上官に言ったのは、今回の暗殺者役のKarenだ。 Karenは青いロングヘアーの上に黒いベレー帽を被り、腕や太股の露出の多いレザー戦闘スーツに身を包んでいた。 「いけ。」上官はKarenの体を直視せずに言った。「了解。」Karenは一瞬で公園の闇の中へと消えていった。。。 「見つけましたわ♪」訓練開始から丁度10分が経過した時、Karenはターゲットを確認した。ターゲットは、全身を黒の迷彩服被い完全に闇と同化していた。 しかし、完全に<黒い>戦闘服は公園に取り付けられた街灯の明かりや、月明かりから自らをより際立たせてしまう。よって犯人役は必然的に「真っ暗闇」の中を移動し続けなければならなかった。 Karenが開始10分でターゲットを確認出来たのも、公園の中にある「真っ暗闇」を重点的に捜索すれば良かったからであった。公園の中で光が当たりずらい場所、それは公園の森の中だった。 「さて、どうしましょう。」Karenは考えた。Karenが着ている戦闘スーツは過度に露出が多い。少しの明かりでもあれば、遠くからでも黙視出来てしまう程のものだ。 犯人役とKarenとの距離は約10メートル。Karenはそこから犯人役を狙撃する事も考えたが、森の中にいるために木々などの遮蔽物が多すぎる。更に装填されている弾は一発しかないのだ。 犯人役は周囲を警戒しながら、闇の中を移動し続ける。時間制限があるために、一カ所に留まらず、移動し続けているのだ。 犯人役はこちらには気づいていないだろうが、向こうもただの素人ではない。犯人役の10メートル圏内に入れば確実に、Karenの存在に気づき、姿を消すであろう。 「仕留めるチャンスは、一回だけって事みたいね、、、」そう言って、Karenは犯人役から遠ざかり、やがて暗闇の中に完全に姿を消してしまった。 53分経過_____ 移動し続ける犯人役も、一向に暗殺者役が現れないので集中力が途切れ始めていた。更に、通常の訓練とは違い暗殺者から逃亡しつつ、尚かつ「一般人からの目」にも神経を張らなければならなかったので、神経がすり減り注意力が散漫になり始めていた。 前にも聞いた事がある。決して過酷な訓練ではないが、「一般の目がある公共の場所」における暗殺訓練はセンスのある者でなければクリアーする事が出来ないと。「暗殺」という非日常的な行為を行う事と、日常的な公園という場所が暗殺者に迷いと混乱を引き起こさせるのだ。事実、この訓練を成功させている戦闘員は数える程しかいない。 犯人役は、暗闇の森の中で、月明かりの当たる草木の生えていない、ちょっとした場所を見つけた。残りの数分をここで過ごそうと決めた。 万が一、暗殺者役が現れたとしても麻酔銃で応戦する事が出来るし、仮に撃たれたとしても麻酔銃で完全に眠りに落ちるまで数分はかかる。勝ったかな。そう口に出そうとした、 その時!! バシュ!!!という乾いた音とガサガサという二種類の音が闇の中から聞こえた。1つの音は聞き慣れた麻酔銃の音だった。そして、もう1つの音は「何か」もしくは「誰か」が森の中を高速で動いた音であった。恐らく自分の背後に回ったのかもしれない。 ここは月明かりで照らされている。暗殺者役からは、俺はまる見えだ。 ガサっ!!!闇の中の一点で音が聞こえた! 「きやがったな!」と犯人役が麻酔銃を構えようとした、その時、上空から巨大な何かが自分に降って来た。一瞬、野生の蛇か何かと思ったが、違う。 あまりの重さで、支えきれず、その上空から降って来た何かと共に草の上に伏した。地面に接地したとほぼ同時に、その「何か」はまるで大蛇の様に自分の全身に絡み付いた。 ギチギチギチギチギチ!!!! と自分の胴体が正面から締め上げられる。 正面を見ると、甘い香りのする青いロングヘアーのベレー帽を被った女がニッコリとした笑顔で俺を見ている。この女は、木の上から麻酔銃や石を俺の周囲に投げ、俺の周りに音を作り出し、その隙をついて上空から飛び降りてきたのだ。 「お待たせしました♪暗殺者役のKarenです。どうやってアナタを料理しようか考えてたら時間が無くなってしまいましたわ。ホント、お待たせしてごめんなさいね。すぐに「楽」にして差し上げますわ。」 そういうと、Karenは犯人役の胴体に絡み付けていた自らの太股を、犯人役の首に巻き付け、ギュッ!と軽く締め上げたが、ポイントが気に入らなかったのが、 ラフレシアの花びらの様に、大きく股を広げ、犯人役の顔面を再度自分の太股に誘った。それと同時に、犯人役の右腕を自分の脇の下に入れ、完全に固定した。 ギチギチギチギチギチギチぃぃぃ!! Karenが締め上げるごとに、レザー戦闘服が音をあげる。 「出来上がりですわ♪腕は極められ、首は私の太股が蛇の様に絡み付いて、挙げ句に、レザー製パンツですから、呼吸すら出来ないんじゃありませんか?ウフフ、、、」 犯人役は懸命にKarenが作り上げた三重苦から逃げようとするが、出来ない。更に、Karenのこの「極め方」は完璧といえる。身動き1つ取れない上に、声1つあげる事も出来ない。これが訓練でなければ、俺は、、、、、 「、、、、、くっ、、、、、くっ、、、、、、」 犯人役は急速に体力を奪われて行く。 綺麗に技が入り過ぎているのだ。 「どうあがいても無駄ですわよ♪「暗闇」で露出が多い方が近接戦闘の際には向いてるんですのよ?たとえば、、、、 Karenは男の首に巻き付けた豊満な太股に一気に力を入れた。 ぎゅううううううううううううううううううう!!!! 犯人役の意識が一気に遠のく。 Karenは自分の技がどのように相手に掛かっているのか「目視」で確認しながら技を調整しているのだ。月明かりが、Karenの腕や太股を僅かに照らし、彼女はそれを見て、犯人役を地獄へと誘う。 「私の太股のお味はどうです?今、頸動脈を締め上げて差し上げましたけど、私のレザーパンツで涎ダラダラ垂らしながら、ゆっくりと<窒息>したいです?それとも、、、、、」 ぎゅうううううううううううううううううううう!!!!! 「こんな感じで一瞬で極めて差し上げましょうか?あらあら、仕方のない人ですわね。私のレザーパンツに涎垂らし過ぎですわよ?フフフ、お仕置きですわ♪」 ボキッ!!!!! と先ほどから極められていた右腕の関節を折られた。 「!!!!!!!!っ、、、、、!!!」 激痛が右腕に走るが、声を上げる事が出来ない。Karenのレザーパンツに鼻も口も完全に塞がれているからだ。 「あはははは!!そんなに、私の中でお声をあげないで頂けます?不愉快ですわ。それでは、ごきげんよう♪」 そういうとKarenは、首を拘束するように巻き付けていた太股を、一度天高く伸ばし、その両脚を交差させた。 ぎゅううううううううううううう!!!!!!!!!! 「また、今度。じっくり遊んであげますわ♪」 ぎゅうううううううううううううううううううううううううううううう!!!! _______________ 後日談 訓練終了後、今回の訓練がどのようなものであったが検証された。 犯人役の俺と暗殺者役のKarenにはそれぞれ個別にGPSが付けられていた。会議室のスクリーン上には、俺つまり犯人役を表す青い矢印と、Karenを表す赤い矢印が映し出されていた。 青い矢印はいわゆる「軍事訓練」で行われるようなセオリー通りの進み方をするのに対して、赤い矢印は縦横無尽にスクリーン上を高速で移動した。そして、あっという間に青い矢印を発見したかと思うと、赤い矢印は、青い矢印を先回りする形で移動しはじめた。 一般人の目に触れず、かつ効率的に相手を制圧出来る位置を探していたのだそうだ。本部は公園内で「暗殺が効率的に行える推奨場所」は合計で3つあったのだそうだが、Karenはそれを全て無視した。 というのも、彼女は部隊における「幹部候補生」で「推奨される場所以外での制圧」、「犯人役、一般人が絶対に通らない<完全な安全地帯>に5つのブービートラップの設置」など、様々な「条件」が付けられていたそうだ。 通常の小隊レベルですら1時間で、この任務全てを遂行する事は難しいだろう。 彼女になら、、、 嫌、そういう考えはやめよう。「生き残る」ために俺も強くならなければならない。
https://w.atwiki.jp/orenoimoutoga/pages/180.html
俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10) book_bunko_img10.png 著者 伏見つかさ イラスト/作画 かんざきひろ 価格 本体590円 + 税30円 好評発売中(2012年4月10日発売) ISBN 978-4-04-886519-7 判型 A6判 ページ数 360 黒猫vsあやせ!? 意外な組み合せに注目な人気シリーズ最新刊! あのバカがしばらく一人暮らしをすることになった。受験勉強に集中するためってのと、あとひとつ、お母さんが最近あたしと京介の仲がよすぎることを変に疑ってるらしい……。あたしと京介がそんな関係に──なんて、あるわけないじゃん! で、まあ、責任の一端は、ちょっとだけあたしに……あるみたいだし、あいつもどうせコンビニのお弁当とかばっか食べそうだし、仕方ないから、あたしが面倒見てあげようかと思ったんだけど……。 ちょっとあんたたち、なに勝手に京介の家で引越し祝いパーティ開こうとしてんの!? 発案者の地味子はいいとして、黒いのに沙織に、あやせに……加奈子まで! ていうか、あんたたち知り合いだったの!? えっ? 地味子と仲直り? そんなのあとあと! あーもー、ひなちゃんは言うこと聞かないし! こんなんじゃ京介が勉強に集中できないじゃん!
https://w.atwiki.jp/cojagent/pages/91.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (sample.png) 概要 “右手が光る” 本拠地 ゲームパニックつくば 登録店舗 茨城県 Twitter @newonestep1 逸話など 「てか、ぶっちゃけC珍獣作ってやってれば負ける気はしないんだよね。Cじゃ面白くないから握らないだけで。」 珍獣デッキの使い手。 この人とマッチングしたらファンガスガール、裁きのマーヤをマリガンキープする人は多い。 368 名前:名無しのエージェント[sage] 投稿日:2015/04/28(火) 16 27 23 ID JymDrNbQ [1/8] 超絶可愛いぱるる Q4 ゲームパニックつくば 店のフロアルール無視 交代台の札を剥がす 369 名前:名無しのエージェント[sage] 投稿日:2015/04/28(火) 17 02 00 ID 7KkhPVdI [2/2] 酷すぎィ!! 370 名前:名無しのエージェント[] 投稿日:2015/04/28(火) 17 12 29 ID m81L.qUc [1/2] こマ? 371 名前:名無しのエージェント[] 投稿日:2015/04/28(火) 17 14 06 ID LbnIYLNs [1/2] 常習犯 超絶可愛いぱるるは交換台座ってる&後ろに待ち居るのにルール無視して席譲らないからね 1t目にOC2体3体当たり前 -- 名無しさん (2015-01-21 23 07 45) モラルを犠牲にして得たQランカーの座か・・・・ -- 名無しさん (2015-04-28 20 27 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fukubukuro/pages/951.html
【評価】福 【ブランド】russet 【金額】10.5k 【購入場所】横浜そごう 【中身】 グレーのミニトートバッグ ベージュのボストンバッグ(ハンドルはワインレッド) ダークブラウンのショルダーバッグ グレイッシュパープルのポーチ(縁取りはピンク) 袋の色は黒、赤、モカ、ベージュ、ネイビー(?)、モスグリーン(?) 袋によって中身が違うみたいで、私が買った黒袋は厚みが薄かったけど赤袋とベージュ袋は袋のマチより厚みがあった 去年russetデビューした新参者なので中身は満足 【まとめwikiへの転載】可 【評価】福 【ブランド】 motto 【金額】 30k 【購入場所】ネット 【中身】 ◎編み込みハンドルのセミショルダー 23100円 ◎2WAYショルダー チョコ 24150円 ○キャンバス地のショルダー 16000円 ◎長財布 ○コインケース付きカードケース ○カードケース △カレンダー △薄い木を削いだような紙のメモ帳 【まとめwikiへの転載】可 バッグ2つと財布コインケースは牛革 メインが結構可愛いくて使えそう しかしカードケースこんなにいらないw 【評価】大福 【ブランド】FURLA 【金額】52.5k 【購入場所】楽天スタイ 【中身】 ◎バッグ 紺 126000円 A4が入るくらいのサイズのトートバッグ ○バッグ 赤×シルバー 35700円 小さめのトートバッグ ◎財布 黒 29400円 型押しレザーの長財布 ○ポーチ グレー 値段不明 【まとめwikiへの転載】可 ttp //bbs.mottoki.com/index?bbs=ladies_fukubukuro2014 thread=61 【評価】普通~福 【ブランド】Laugoa 【金額】7.35K 【購入場所】FW 【中身】 ○リボン付きヒョウ柄ミニトート\3045 素材はナイロンでサブバッグに良さそう。 ◎リボンバッグ キャメル \7245 可愛い!ショルダーにもなる △ボーダーのかごバッグ\7245 夏に使うかもしれない。 ○ショキピンクラッチとヒョウ柄ポーチのセット\5145 可愛いけど派手。バッグインバッグとして使う! 【まとめwikiへの転載】画像のみ不可 【評価】普通 【ブランド】russet 【金額】10k 【購入場所】川崎 【中身】 ○ベージュの小さめトート?(ハンドルはオレンジ) 小さめトートだけどこの中では一番大きい、使ってみる ○濃い目グレーの斜めがけ これのサイズを半分にしてトートに分けたい微妙な大きさ、使う △ブラウンのワンハンドルショルダー(中は濃ピンク) ショルダー使わないので母へプレゼント △ブラウンのポーチ(ふちどり薄ピンク) 2年前の福袋と全く同じ形、もう持ってる、母行き 相変わらずの専用品、格差は少なめ 中ぐらいのバッグ3つなら大1小1でいいんだぜ… 数年前からだけど専用品独特、中仕切りがマジックテープ()仕様 以前はファスナーだったんだ、戻してくれ 【まとめwikiへの転載】可 【評価】 大福 【ブランド】キタムラ 【金額】20k 【購入場所】 阪急 【中身】 ◎セミショルダー(黒) ○革×キャンバストート(紺) ○キャンバストート(トリコロール) △ガラケーケース(黄) 【まとめwikiへの転載】 ここまで可 【評価】死 【ブランド】REGALO 【金額】10k 【購入場所】大丸 【中身 フリンジ付き黒の牛革ハンドバッグ(ダサい)19,950 ナイロン製茶系ショルダーバッグ(ダサすぎて引く)18,900 牛毛革のバックに付けるミニポーチ?バッグ?黒。8,190 【まとめwikiへの転載】可 お母さんおばあちゃんがスーパーに行くときに着てる薄手のダウンみたいな茶系のバッグやばい フリンジ嫌いだしもうまるごと転売したい どれも絶対使わない 【評価】福 【ブランド】ラシット 【金額】 10k 【購入場所】 博多大丸 【中身】 ◎ 斜めがけ ベージュ ◎ チャコールグレーの小ぶりのバッグ 〇 ダークブラウン ミニトート ◎ ピンクのふちどりのポーチ 瞬殺だったラシット、買えただけで大満足w 小ぶりのものが多いけどまぁ無難な感じでよかった 【まとめwikiへの転載】文章だけ可 【評価】福よりの普通 【ブランド】 ANTEPRIMA 【金額】 30k 【購入場所】そごう 【中身】 ○リノディアマンテってゆー麻が編み込んである半ワイヤーbag 調べたら¥50400だった。2013の春夏モデル。夏まで使わない… ◎黒のリボンが付いているbagチャーム。リボンの取り外し可。ブレスレットにもなるとか、ならないとか…色違いをもっていなければすごく嬉しい一品だった。でもやっぱかわいい。 ○お花が列になってる紫のチャーム。定番のやつ、チェックのお花も混ざっていて可愛い。 △ミニbagチャーム、ネックレスにもなる、しないけど。色はフクシアピンク。チャームのみで使うかな。 初ANTEPRIMAでした。他の人は黒のbagとかが入ってたので、羨ましいです。ただ、bagの形がスクエアのラージサイズだったのが嬉しかった。裏布もあったから、伸びないかも。 【まとめwikiへの転載】可 【評価】鬱 【ブランド】 ルートート 【金額】 2100 【購入場所】 ディアモール 【中身】 △今期物ではないフェザールー 2つ △ださいエコ袋 2つ 【まとめwikiへの転載】可 ま、二千だし。
https://w.atwiki.jp/lantismatsuri2014/
ここはランティス祭り2014に関するまとめページです。 ※ここではタイアップを中心に予想しています。 各アーティストのファンの皆様 このアーティストのこの曲はライブでは定番です、などの情報をコメント欄で教えてくださるとありがたいです。 ランティス祭りまとめツイッター https //twitter.com/Lmatsurimatome 公式サイト ランティス祭り http //www.lantis.jp/15th/ ランティス http //www.lantis.jp/ ランティス祭り公式ツイッター https //twitter.com/lantis15th ランティス祭り2014テーマソング